サラリーマン(会社員)のあなたが必ず持っておくべきテーマ「WHYから始めよ」
仕事をしていて、自分が出したアイディアに対して「私もそれは考えてました」と後づけのように言う人がいます。
「なら、なぜあなたはそれをやらなかったのでしょうか?」と良いたくなります。
世の中には賢く、論理的思考が出来る人は多いと思います。
でも思いついたアイディアを愚直にやり抜く人は少ないと思います。
着想は良いのに、集中力が続かなくて実現できなかったり、調整力・突破力が足りなくて中断したりする事がたくさんあると思います。
仕事をする上での”実行力”を考える上でとても参考になる書籍があるので、紹介します。
『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う』という書籍の中で著者は、「人はWHATやHOWではなくWHYに共感して行動する」と主張しています。
このWHYという言葉について、考えてみたいと思います。
以前の当ブログ記事:webディレクターからみたスタートアップ企業成長の3原則 「実行力」・「チーム」・「テーマ」でお伝えしましたが、会社は社内外に応援されるような理念(テーマ)を持つ事で、そのテーマに共感して優秀な人材が集まります。
計画を実行に移すにはWHY(テーマ)が必要で、会社には理念が必要です。
では、これは人生に置き換えるとどうでしょうか。
私は人生に置き換えても、全く同じ事が言えるのではないかと思います。
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・個人のビジョンもWHY
個人にとってのビジョン(WHY)を会社のビジョン(WHY)と重ねられたら最高ですが、最初から全てがピタリと一致するような事は少ないと思います。
多くの人が仕事をしながら、会社と個人のビジョンを合わせていきます。
そして会社と個人のビジョンを天秤にかけて、最終的にどちらかを選べといわれたら、優先すべきは、個人のビジョンであるべきです。
それは仕事をする上でのテーマ、「人生のテーマ」と言い換えても良いかもしれません。
人生のテーマは個々のプロフェッショナルが持つべきものです。
それが振れてしまうのであれば、無理して会社に居座る意味はありません。
人生のテーマ:WHYが実現出来る方法(HOW)を考える事が、幸せな仕事人生を歩む方法なのではないかと思います。
・WHYが振れなければHOWはいつでも捨てる事が出来る
人生のテーマをWHYとするならば、HOWはそれを成し遂げるための方法になります。
会社に所属する事はHOWです。
このときに、人生のテーマ:WHYが明確で強固なものであれば、HOWはいつでも捨てられると思います。
会社を移る事も、自分で事業を起こす事も出来ます。
・人生のテーマ:WHYさえあれば何でも出来る
人生のテーマ:WHYがぶれなければ、ほかは全て外の要因です。WHYの実現のために会社は良い意味で上手く”利用する”ものだと思っています。
会社には、一人では実現できないような事業をする為の、経営資源「人・物・金」が存在します。これらを人生のテーマ:WHYの実現のために、良い意味で使い倒すのです。
自分場合は『建築業界の集客をインターネットを使って構築する事』が人生のテーマとなっています。
今所属している会社は、このような私個人の人生のテーマ:WHYをある程度自由にさせてくれているので、とても感謝しています。
もっとこの軸が明確になり、事業として成立できるような具体的な次元まで収斂していかなくてはなりません。
このような人生のテーマ:WHYは仕事をする全てのプロフェッショナルが持つべきであると思います。サラリーマン(会社員)も、プロフェッショナルです。
今後も、所属している組織で人生のテーマ:WHYに向き合い、愚直にやり遂げられるようになるまで、強固なものにしていきます。
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